2023.4.13
“肌の土台”をケアして、内側からあふれるような
ハリ・弾力を叶えるメリロートの力とは
年齢を重ねるほど、肌が重力に負けるように、たるみやシワなどの悩みが増えてしまいます。
たるみやシワが起きる原因のひとつが、“肌の土台” とも言える基底膜の衰え。
三省製薬ではヨーロッパ原産のオーガニックハーブ・メリロートに着目し、肌の土台からハリケアを叶える成分を開発しました。
メリロートは、マメ科の多年草で「スイートクローバー」とも呼ばれるヨーロッパ原産のハーブです。
特有の甘い香りがあるため、ハーブティやウォッカの香りづけに使われています。また、血流やむくみを改善する働きがあると言われ、むくみ改善薬やダイエットサプリメントなどへの活用も見られます。
そんなメリロートに、“肌の土台” である基底膜を守り、さらに修復する働きがあることを三省製薬は発見。年齢とともに気になるたるみやシワを土台からケアできる『メリロートエキス』の開発に成功しました。
基底膜は、肌の表皮と真皮層の間にある、厚さ約0.1μm の薄い膜です。
この薄い膜は建築に例えるならば肌の土台であり、足場のようなもの。
基底膜には大きく3 つの役割があります。
これらの働きを、基底膜があることで十分に行うことができているからこそ、ハリのある美しい素肌が育まれているのです。
では、基底膜が傷ついたり、なくなってしまったらどうなるでしょうか。
潤いやハリを保つことができる正常な肌細胞が作られなくなり、さらに土台がなくなることでたるみやシワを招いてしまいます。例えるならば、足場や土台がなくなってしまい、職人が働けなくなってしまった建築現場のようなもの。土台が乱れてしまっては、いくら保湿や栄養補給を頑張っても、なかなか潤いやハリのある肌は取り戻せません。
基底膜は、ラミニンやⅣ型コラーゲンを主成分として構成されています。基底膜の骨格である「基底膜骨格」はIV型コラーゲンで構成されており、基底膜骨格と表皮をつないでいるものが「アンカリングフィラメント」というラミニンで構成されている物質です。
この両方に作用するものがメリロートエキスです。
これらの成分は、紫外線などの刺激を浴びると分解されてしまいますが、『メリロートエキス』によりⅣ型コラーゲンを分解する酵素MMP2*の発現を抑え、Ⅳ型コラーゲンを守ります。
*MMP2とは、IV型コラーゲンを分解する酵素で紫外線によって増加することが報告されている
*TGF-β1とは、情報伝達物質でMMP2を増やす役割がある
さらに、『メリロートエキス』はアンカリングフィラメントの主成分であるラミニンの遺伝子発現量を増加する働きもあることがわかっています。
つまり、基底膜を分解から守る+構成成分を増やすことで修復する、この2 つの働きで潤いとハリのある肌を土台からしっかりと守ることが期待できるのです。
コスモス認証(COSMOS 認証)とは、欧州5団体が制定したオーガニックコスメの世界基準です。
コスモス認証では下記がルールとして定められています。
コスモス認証を取得することで、消費者がオーガニック製品を見極めることができ、品質の安全性が保証されます。
メリロートエキスはこうした厳しい基準をクリアした成分です。
三省製薬の『メリロートエキス』は、肌の土台である基底膜成分に働きかける、三省製薬独自のユニークな成分です。年齢を重ねるほど感じるたるみやシワの悩みに、また肌にやさしいオーガニックコスメとしても活用してみてはいかがでしょうか。