三省製薬では、130種類以上の独自の美容成分を開発しています。
美容成分ラボでは、美容成分の効果やメカニズム、商品企画のヒントなどをわかりやすくご紹介します。

2021.12.28

  • ヘア

薩摩藩に重宝されていたという“神の草”ヒュウガトウキで
気になる髪の悩みを撃退!

ヒュウガトウキは、「日本山人参」という別名を持つ日本原産の薬草です。
江戸時代から門外不出の妙薬として薩摩藩で重用されてきたという歴史があり、その効能から“神の草” と呼ばれていたと言われています。そんな“神の草” をあらためて調べてみると過酸化脂質の抑制やフリーラジカルの消去など、様々な働きがあることがわかったのです。

健康のために使われてきた素材にヘアケアの働きも!

ヒュウガトウキは、草丈2m 程度まで成長するセリ科の多年草。日本の在来種で 、 大分県から鹿児島県の極めて限られた地域にしか自生しないと言われています。その希少さから、江戸時代においては薩摩藩の門外不出の妙薬とされ、限られた人間しか使用することができなかったのでしょう。

ヒュウガトウキの薬効は、免疫力増強や抗炎症作用などがありますが、三省製薬ではヘアケアの働きに着目。過酸化脂質の抑制や毛髪ダメージの補修、保湿機能サポートなど、ヘアケアに有効な複数の働きがあるため、傷んだ髪や頭皮のケア効果が期待できます。

頭皮環境サポートから毛髪補修の働きまでカバー

髪のパサつきや切れ毛、抜け毛などの悩みを引き起こす原因はひとつではありません。紫外線など日常的に髪が受けるダメージはもちろん、頭皮環境の乱れ、頭皮の乾燥などもその原因となります。
『ヒュウガトウキ抽出液』は、そんな原因にしっかりアプローチ。頭皮環境のサポートから毛髪補修まで、これひとつでしっかりカバーすることができます。

皮脂が酸化すると有害な過酸化脂質が生成されて、 皮膚に悪影響を及ぼします。特に、頭皮は髪に覆われているため、きちんと皮脂が落とせていない場合もあり、頭皮環境の悪化が懸念されます。有害な過酸化脂質になる前に、しっかりとケアを行うことが大切です。

さらに『ヒュウガトウキ抽出液』には、紫外線などの影響で体内に発生するフリーラジカルを抑制する働きも確認されています。頭皮や髪へダメージを与える原因を抑えることが可能です。

ブリーチ剤やパーマ剤などで毛髪がダメージを受けると、切れ毛などの悩みを引き起こしてしまいます。『ヒュウガトウキ抽出液』は、そんなダメージへアを修復する働きがあることがわかりました。
上記のような洗い流す製品への配合を想定した試験において毛髪修復の働きが確認できたため、インバス製品(シャンプーやコンディショナー)に配合することでも、その効果が期待できます。

頭皮を健やかに保つためには、潤いを保つことも大切です。乾燥状態が続くと、フケやかゆみなどの悩みが起こるほか、育毛環境にも悪影響を与えてしまいます。
『ヒュウガトウキ抽出液』には、角層の保湿機能に寄与する NMF( 天然保湿因子)を生成するプロフィラグリン遺伝子を増加させる働きがあります。プロフィラグリンを増加させることでNMFの生成を助け、肌の保湿機能の向上が期待できます 。

『ヒュウガトウキ抽出液』は、こんな商品で実感できる!

江戸時代から重宝されてきたヒュウガトウキから生まれた『ヒュウガトウキ抽出液』は、複数の働きでスカルプケアやヘアケアへの効果が期待できる成分です。特に毛髪ダメージ修復作用は洗い流しても効果が得られるため、アウトバス製品以外にもシャンプーなど幅広く活用できます。ヘアケア商品の開発に、ぜひお役立てください。

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