2025.9.10
豆乳発酵液(黒大豆)の効果とは?髪のダメージケアに使える!
おせちで食べる“黒豆”は、古来より利用されてきた薬用植物でした
黒大豆は、漢方の世界では「コクダイズ」と呼ばれる薬用植物です。利水作用や解毒作用があると言われ、古くから人々の健康に役立てられてきました。
温暖な九州では栽培が難しかったのですが、「クロダマル」という新たな品種が誕生したことで九州での栽培も可能に。その結果、九州産「クロダマル」を発酵・精製した「豆乳発酵液(黒大豆)」が誕生しました。
栄養豊富な黒大豆に発酵の力をプラス
豆乳はもともと栄養が豊富なことで知られていますが、発酵を行うことでタンパク質が分解され、アミノ酸や乳酸が生成されることで保湿効果が高まります。しかも、「クロダマル」はポリフェノール含有量が多く、一般的な黄色い大豆から作られた発酵液よりも高い抗酸化作用を示すことがわかっています。
ポリフェノール豊富な「クロダマル」を発酵させることで有用性を高めたものが「豆乳発酵液(黒大豆)」なのです。
豆乳発酵液(黒大豆)の効果とは?
「豆乳発酵液(黒大豆)」は特にヘアケアにおいて、その実力を発揮します。なぜならば、黒大豆由来のポリフェノールには、抗酸化作用以外にタンパク質に吸着するという性質があるから。傷んだ髪にしっかりと吸着してダメージを補修することができるため、ハリやコシのある髪へと導く働きがあります。
現代人の毛髪は、ブリーチやパーマを繰り返してダメージが蓄積しがち。ダメージヘアはハリ・コシ不足や切れ毛などを引き起こしてしまいます。
そこで、ダメージ処理した評価用毛髪を「豆乳発酵液(黒大豆)」に1分間浸し、すすいで乾かす行程を3回繰り返したところ、なんとダメージ修復率43.7%という結果に。洗い流してもしっかりと効果が発揮されることがわかります。
また、「豆乳発酵液(黒大豆)」は、頭皮の健康を脅かす皮脂の酸化を抑制する作用もあります。皮脂が酸化されて生成する過酸化脂質は、頭皮の炎症やニオイの原因となる美髪の大敵。酸化を抑制することで、頭皮の健康を保ち、ひいては健やかな髪の育成にもつながります。
「豆乳発酵液(黒大豆)」はこんな商品企画にオススメ
三省製薬の「豆乳発酵液(黒大豆)」は、豊富に含まれるポリフェノールの働きで、傷んでしまった髪を修復するとともに頭皮環境を整え、健やかな髪に導きます。
「豆乳発酵液(黒大豆)」の活用を考えられる製品としては
●育毛剤
●シャンプー・コンディショナー
●スカルプケア
などがあります。
昔から日本人の食卓に馴染み深い食材が原料であり、洗い流すインバス製品でもダメージケアの働きが期待できる“美髪の強い味方”です。美しい黒髪を育む「黒大豆」を、ヘアケア製品に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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