2025.5.19
日焼け後やニキビに有効とされる「ティーツリーオイル」を解説!
オーストラリア原産の植物ティーツリーは、高い抗菌力を持っているため古くから消毒薬として使われたり、清涼感のある特徴的な香りがアロマに用いられたりなど、人々の暮らしに役立てられてきました。三省製薬では、そんなティーツリーの力を化粧品やボディケア用品などに幅広く活用できる『ティーツリーオイル』を開発しています。
ティーツリーは、オーストラリア原産のフトモモ科メラレウカ属の植物です。オーストラリア先住民アボリジニが、ティーツリーオイルを消毒薬(殺菌剤)および薬草療法に使用していたといわれており、その実力は別名「メディカルツリー」と呼ばれるほど。さらに近年、アロマテラピーやナチュラルケアなどの人気により、ティーツリーの市場価値はますます高まっていくと考えられています。三省製薬の『ティーツリーオイル』は、300 種以上あると言われるティーツリーから厳選したメラレウカ・アルテルニフォリアの葉のみを使い、高品質なオイルを抽出しています。
『ティーツリーオイル』は、清涼感のあるスッキリとした香りが特徴です。この香りをもたらしている『ティーツリーオイル』の主成分が「テルピネン-4- オール」。抗ウイルスや抗菌、抗真菌作用など、数多くの効果が報告されている成分です。
「テルピネン-4- オール」はティーツリー以外の植物にも含まれていますが、含有量を比較してみると、その差は圧倒的。植物の中でトップクラスの含有量を誇っています。
『ティーツリーオイル』には、抗菌作用や抗炎症作用など様々な働きが期待できますが、なかでも背中ニキビや大人ニキビの原因となるアクネ菌を抑制する作用が高いことがわかっています。三省製薬の他の成分と比較しても、低い濃度で高い生育抑制率という結果が出ています。
※IC50値…アクネ菌の生育を50%抑制する濃度のこと。ティーツリーオイルが極端に他成分と比べて低い濃度で抑制できていることが分かります。
このように、『ティーツリーオイル』は高い抗菌・抗炎症作用を発揮するため、様々な肌悩みに特化した製品開発に活用できると考えられます。
『ティーツリーオイル』は約30 年前の開発以来、三省製薬でもロングセラー商品に配合されている実績のある成分です。ニキビを予防するアクネケアをはじめ、抗炎症ケアやボディケアにも幅広く活用できるため、製品開発の成分候補のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。医薬部外品にも配合可能です。(名称:ティーツリーオイル)
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