2023.9.22
増える敏感肌の悩みに海藻アカモクの力が効く?
バリア機能に働きかける驚きの作用とは
今の自分の肌は、どんなタイプだと思いますか?最近では、生活環境や習慣の変化などの影響からか、「自分は敏感肌だ」と感じる方が増えているようです。それに伴って、敏感肌用のケア製品も増加傾向にあります。三省製薬ではその事実に注目して敏感肌ケアに働く素材を探し、海藻由来の『アカモク抽出液』に驚きの働きがあることを発見しました。
通常、健やかな肌はもともと持っている「バリア機能」の働きで、刺激やホコリ、雑菌などをブロックするとともに、肌内部の潤いが逃げないようにしています。しかし、バリア機能は肌の水分と油分がバランス良く保たれた状態で働くため、乾燥や紫外線ダメージ、摩擦などの刺激によってそのバランスが崩れると、バリア機能の働きが弱くなってしまうのです。
そのような原因で、肌を守っているバリア機能が低下している状態が「敏感肌」です。バリア機能がうまく働かなくなっているため、紫外線やホコリはもちろん、化粧品など通常では気にならないものまで刺激となってしまい、様々な肌トラブルを引き起こしてしまうのです。
下記のような心当たりがあったら、あなたも敏感肌に陥っているかもしれません。
現在、販売されている敏感肌用ケア製品の多くは、セラミドが配合されています。セラミドは細胞間脂質の主成分であり、角質層の潤いを保ってバリア機能を正常に保つ大切な働きがあります。
しかし、肌のバリア機能を保つ鍵はそれだけではありません。今、注目を集めているのが角質層の内側にある「タイトジャンクション」です。
タイトジャンクションは、角質層に存在するセラミドよりさらに深い層にあり、ジッパーのような働きで細胞同士を隙間なく密着させています。
細胞同士が密着することで、刺激物質などの透過を防ぎ、肌をバリアする機能があります。セラミドが肌の外側で働くバリアなら、タイトジャンクションはさらに奥で働くバリアと言えるでしょう。
つまり、角質層で防ぎきれなかった刺激物質から肌を守るためにも、タイトジャンクションを正常に働かせ、バリア機能を正常に保つことが大切なのです。
タイトジャンクションを正常に働かせるためには、構成物質であるクローディン1 が重要になります。そこで、三省製薬の美容成分からクローディン1 を増やす作用がある成分を探してみると、『アカモク抽出液』にその働きがあることがわかりました。
『アカモク抽出液』は1%の添加で、クローディン1を2倍に増やす働きがあります。
クローディン1を増やすことで、タイトジャンクションが細胞同士を隙間なく密着させ、刺激に強い肌を育むことができます。
三省製薬の『アカモク抽出液』は、これからの敏感肌用スキンケアにぜひ取り入れていただきたい成分です。敏感肌ケアに加えて、保湿やシミ抑制効果も発揮するため、デリケートな肌質の方向けアイテムに幅広くご活用いただけます。