三省製薬では、130種類以上の独自の美容成分を開発しています。
美容成分ラボでは、美容成分の効果やメカニズム、商品企画のヒントなどをわかりやすくご紹介します。

2023.10.20

  • 保湿

三省製薬ならではの発酵技術で開発
100%美容成分の化粧品を叶える“お米由来”保湿成分

一般的に化粧品のベースには精製水が使われています。「この精製水を美容成分にできたら、100%美容成分の化粧品ができるのに…」、そんな想いを叶えるのが、三省製薬が開発した『ライスミルク発酵液』です。お米由来なのに無色透明でニオイも気にならず、ベースとしても使いやすい。そんな成分が生まれた背景には、三省製薬ならではの発酵技術がありました。

発酵技術に着目し続けてきた、三省製薬ならではの技術

三省製薬は1960年の創業以来、主に天然由来の素材から美容成分を開発しており、これまでに開発した美容成分は130種類以上にも及びます。数々の研究開発を行い、数々の試行錯誤を繰り返すなかで、特に着目したのが“発酵”でした。
1988年、麹菌培養によって得られる自社開発の「コウジ酸」が、日本ではじめて医薬部外品の美白有効成分として承認を取得。研究開始時から長年にわたり発酵・培養に関するノウハウを蓄積し、現在ではその技術を他成分開発へも応用しています。

蓄積してきた技術を活かして、植物を原料としたヴィーガンミルク製品の開発に着手したのが2020年。その第一弾として、お米を乳酸菌発酵させて作る『ライスミルク発酵液』が完成しました。

保湿成分がたっぷりで、もちもちとしたみずみずしい肌へ

保湿に欠かせないアミノ酸を豊富に含むお米と、アミノ酸などの保湿成分をパワーアップさせる乳酸菌の組み合わせから生まれた『ライスミルク発酵液』は、ヒトの肌に近い成分を持っており、肌がもともと持っている天然保湿因子(NMF)を届けることができます。

天然保湿因子(NMF)とは Natural Moisturizing Factorの略で、約半分がアミノ酸で構成されています。肌の水分を抱え込んで、角質層の潤いを保つ働きがあります。人の肌にもともと存在しており、天然保湿因子(NMF)が十分にあることで、みずみずしい素肌が保たれます。

失われがちな天然保湿因子(NMF)を補うことで、しっとりもちもちとしたみずみずしい素肌へと導きます。ヒト保湿性試験でも、角質水分量が上がっていることを確認できます。

佐賀県産「夢しずく」を100%使用

ライスミルク発酵液の素材となるお米には、美容成分工場のある佐賀県産の「夢しずく」を使用しています。脊振山(せふりさん)系の清らかな水と肥沃な土壌に育まれ、天然のミネラルをたっぷり吸収しながら育った「夢しずく」を100%使用しています。

精製水の代わりに使えば、100%美容成分の化粧品も!

『ライスミルク発酵液』がこだわったのは、保湿力だけではありません。精製水のように化粧品のベースとして使って欲しい、という思いから、色やニオイにもこだわっています。
初期の試作では、色が白濁し、ニオイも強く出ていました。もちろんこれでも保湿力は高かったのですが、色やニオイが強くては、化粧水などには活用しづらく、使用感が合わずに使えない、という人もでてしまいます。そこで、何度も試行錯誤を重ね、保湿力は高く保ったまま、無色透明かつニオイもほとんど気にならない成分へと仕上げました。

さらに、小ロットから大量生産まで様々なスケールに合わせた製造が可能なのも、自社工場を持っている三省製薬ならではの強みです。

『ライスミルク発酵液』は、こんな商品で実感できる!

三省製薬の『ライスミルク発酵液』は、無色透明でニオイが気にならない、精製水代わりに使える保湿成分たっぷりの美容成分です。高保湿アイテムや、既存の化粧水のパワーアップなどに、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

三省製薬株式会社

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